和洋女子大学では、様々な企業や地域と協働する産官学連携に力を入れています。これらの取り組みを通して、授業だけでは学ぶことのできない、貴重な経験を得ることができます。
国際学科 × 京成電鉄
国際学科で力を入れている「PBL授業※」。学生たちは「国際と関連をもつ企業との産学連携プログラムによる進行形の課題探求を行う」をキーコンセプトに航空・鉄道・ホテル等と連携して現場見学、共同企画等を行い、実践的な学びに取り組んでいます。2020年度には京成電鉄株式会社と協働し、京成電鉄沿線を舞台とした「和洋女子大学生が考える理想のデートコース」の企画を学生たちが考えました。
京成電鉄株式会社の方々を招いて行われたプレゼンテーションの参加学生は、専門ゼミⅠを履修する2年生28名。2~4名のグループに分かれて、パワーポイントで作成した資料を使いながら、それぞれのデートプランを提案していきました。
2019年、和洋女子大学は京成電鉄株式会社と 「和洋女子大学と京成電鉄株式会社との連携・協力に関する包括協定書」を締結。 学生たちの産学連携プログラムやPBL授業にご協力いただいています。
※PBL(PROJECT-BASED LEARNING)授業
企業(鉄道会社、空港会社等)や自治体と提携し、社会に出て実際に体験・分析・企画等を行う実践的授業
「京成線デートコース」のプレゼンテーションの様子
「年上彼氏とまったり歴史旅」のプレゼンテーションの様子
服飾造形学科 × チバテレ
服飾造形学科の有志学生による「和洋ブランドプロジェクト」が手がけた、テレビ番組出演者の衣装が完成し、2022年12月24日の番組内でお披露目されました。
チバテレ「モーニングこんぱす」金曜日のメインパーソナリティー、橋本良亮さん(A.B.C-Z)の元に、衣装が届けられました。この日は、折しもクリスマスイブ。学生たちは手作りのサンタクロースの帽子をかぶり、生放送に出演、衣装の説明などを行いました。出演した学生の他にも、スタッフとして参加した学生たちが、楽屋で、アイロンがけや衣装のチェックを放送直前まで行い、衣装がよりよく見えるように工夫をして本番に臨みました。
出演したのは、服飾造形学科4年生(当時)の堀田美里さんと3年生(当時)の鈴木ちひろさんの2名です。堀田さんは、「前日は緊張して、ちゃんと早朝に起きられるか、携帯を握りしめながら寝ました。」と語ってくれました。テレビの生放送に出演するのは、なかなかできない経験ですが、放送では2人とも落ち着いた受け答え。衣装を受け取った橋本良亮さんからは、「今年、一番うれしい!」と学生たちの励みとなるコメントをもらいました。その後、橋本さんは番組終了まで衣装のジャケットを羽織ったまま出演してくれました。その映像を見た学生たちは、衣装製作の苦労も吹き飛んだに違いありません。これからの学びに今回の経験を活かしてくれることでしょう。
<番組に出演した学生たちのコメント>
■堀田美里さん(出演当時4年生)
半年以上かけて制作した衣装の魅力が、和洋女子大学に興味を持ってくださっている人や橋本さんのファンの方など多くの方々に伝われば良いなと思い、生放送に挑みました。「和洋ブランドプロジェクト」の活動を通し、学年の垣根を越えて、活動できたのは本当に貴重な機会だったと思います。自分一人で製作するときとは違い、役割を振り、下級生に製作手順を教える場面も多くあったので、良い経験となり、学びの多い活動だったと実感しています。
■鈴木ちひろさん(出演当時3年生)
生放送で話すことにはとても緊張しましたが、頑張って作ったものを人に着てもらうことの嬉しさを強く感じました。まだ大学の授業では学んでいない技術や作業は先生や先輩方に教えてもらいながら制作しました。わからないことはまだまだ多いですが、学習の先取りができる「和洋ブランドプロジェクト」は大学の勉強にとても役立っています。
これまでの「和洋ブランドプロジェクト」の取り組み
【写真】番組内でお披露目された衣装
【写真】放送直前まで衣装の最終チェックを行いました
【写真】楽屋前で記念撮影!
日本文学文化学科 × 市川駅南口図書館
和洋女子大学×市川駅南口図書館連携企画「中高生にすすめる一冊」POPイベントが、『ちいき新聞』市川版2021年4月9日号と、『市川よみうり』2021年4月10日号に取り上げられました。本企画で活躍した日本文学文化学科の1年生(取材時)2名が、取材を受けています。
『ちいき新聞』ウェブ版「チイコミ!」には、より詳しい情報と力作POPの写真も掲載されています。
「チイコミ!」記事はこちらから
和洋女子大学 大学紹介動画 「学長から高校生のあなたへ」
和洋女子大学 大学紹介動画 「自立して輝く女性になるために」